Yi-Ting | 台湾の専門不織布メーカー

コア製造能力

不織布の応用技術と製造プロセスの統合

不織布製品の開発から量産まで一貫対応 ― 材料選定・工程設計・設備適合性の確認まで

素材選びは、製品開発の第一歩にすぎません。

Yi-Ting(易廷)は、食品用フィルター材・包装資材の加工を専門とする、台湾でも数少ない不織布メーカーです。当社では実際の用途を起点に、素材選定、工程設計、成形・シール条件の設定、試作・評価、お客様設備との適合確認までを一貫してサポートします。

また、製品仕様から逆算し、充填・包装設備の調整ポイントについてもご提案いたします。

約 30 年にわたる不織布製造の経験を活かし、お客様のご要望を一つひとつ形にしながら、安定した量産へとつなげます。

稼働中の加工設備
0 台
加工設備カテゴリー
0 種類
不織布複合開発・生産ラインの実績
0 件
台湾の充填式ティーバッグ市場シェア
> 0 %

用途開発と製造工程の統合

作り方より先に、製品が解決すべき課題を見極める

1. お客様のご要望を当社が分解・分析し、最適な方法を判断

同じ不織布袋であっても、使用環境や用途によって、耐荷重、防水・透水性、通気性・バリア性、遮光性、印刷適性など、求められる性能は異なります。さらに、後工程における加工機械との適合性も、製品設計における重要な検討要素の一つです。

当社では、まず製品の用途、現在の製造方法、求められる主要性能を把握したうえで、材料・構造・加工方法・設備適合性を一体で評価します。

ご要望の仕様が最適でない場合は、実際の使用目的に立ち返り、代替材料や製造プロセスをご提案します。より効率的で、優位性のある方法を一緒に検討します。

2. 平袋は、本当に「ただの袋」でしょうか?

要求仕様と用途を確認してから、製造工程を設計・統

材料と機能要件の方向性を確認した後、次の段階として製造工程を設計します。

当社は15種類・計50台の加工設備を稼働させており、材料、サイズ、構造、量産条件に応じて最適な加工ルートを組み合わせます。

すべての製品を一律の固定ラインに当てはめるのではなく、製品ごとの仕様や生産条件に合わせて柔軟に加工工程を設計し、効率的かつ安定した量産を実現します。

スリット加工

SLITTING

巻き替え(リワインド)

REWINDING

シートカット(横断裁)

CROSS CUTTING

ラミネート加工

LAMINATION

成形加工

FORMING

製袋加工

BAG MAKING

シール加工

SEALING

裁断加工

CUTTING

包装加工

PACKAGING

たとえば袋製品の場合、見た目は一枚の袋でも、実際にはスリット、二つ折り、ヒートシール・カットの3工程を経て、3台の設備で製造する場合があります。
 
製品写真や図面をご提示いただければ、当社が製品仕様に基づいて最適な製造工程を設計し、具体的な加工方法をご相談しながら決定します。

既存設備と金型の組み合わせにより、開発ハードルを低減

既存の設備・金型と製造ノウハウを組み合わせることで、製品によっては専用金型や新規設備を用意せずに、そのまま試作・量産へ移行できます。 さらに差別化を図りたい場合は、製品構造、生産数量、量産条件を踏まえて、専用金型・専用設備の導入要否を検討・ご提案します。

開発初期における最低ロットのハードルを低減

金型費の償却負担を抑えられるため、開発初期に金型コストを回収するための大ロット発注は不要です。

金型の選択肢

専用金型が必要な場合は、量産金型と試作金型(簡易金型)の違いと、それぞれの適切な導入タイミングをご説明します。

生産能力の柔軟な調整

同一または類似の加工に対応可能な設備を柔軟に振り分け、集中生産することで、特定製品の生産能力を短期間で引き上げることが可能です。

事例紹介

お客様事例

海外のお客様から、既存仕様である 50 GSM のスパンボンド不織布袋について、新たな供給先を探したいとのご相談をいただきました。

初期評価の結果、既存製品の構造をそのまま再現する場合、専用設備の新規導入が必要となることが分かりました。そこで易廷では、単に「同じ仕様で製造できるか」だけを判断するのではなく、袋の実際の用途や目標コストについて、さらに詳しくヒアリングを行いました。

サンプルをお預かりした後は、材料強度、目付、表面構造、製品保護要件、既存の製造工程を改めて検証する予定です。

具体的には、より高性能な材料で目付を下げられないか、自動車部品の保護により適した材料はないか、加工工程の見直しで生産効率を高められないか、といった観点から評価を進めます。

既存仕様を唯一の答えとせず、製品が本来果たすべき役割を起点に、より適した材料・構造・製造工程を追求する。それが、易廷の製品開発です。

主な用途

食品用濾材から産業用途まで、製造工程の統合と品質検証を一貫して行います。

食品接触用途

コーヒーフィルター・ティーバッグ・食品用不織布

食品・飲料用フィルター材は、当社が長年注力してきた主力分野です。台湾の小売店頭に並ぶ充填式ティーバッグの 80% 以上を、当社が生産しています。

コーヒーフィルター

Pure.F スペシャルティコーヒーフィルター · 不織布 V 形コーヒーフィルター · 不織布 T 形コーヒーフィルター · 不織布 ウェーブ形(ケーキ形)コーヒーフィルター · 不織布 丸形コーヒーフィルター · 不織布 サイフォン式コーヒーフィルター · ドリップバッグ(耳掛け式) · 不織布 ヒートシール平袋タイプ コーヒーフィルターバッグ

ティーバッグ・調理用バッグ

Pure.F ティーバッグ/調理用バッグ · 折り返し式ティーバッグ · 茶葉用ヒートシール平袋 · 不織布 だし・漢方用フィルターバッグ(オーダーメイド)

食品加工・包装

油こし・揚げカス吸着用クロス · 不織布 蒸し布(せいろ用) · 菓子・ケーキ包装紙

食品用不織布

PN/OHP/ETLH/ET/EP/PO3/PO10 食品用不織布 · PLA 食品用不織布 · 高品質 PP 短繊維不織布 · PP スパンボンド不織布

医療材料

医療用マスク・医療用途

2020 年より医療用製品の製造実績を積み重ねてきました。現在では、ISO 13485 に基づく検査・品質管理プロセスを全社の製品に適用しています。

製品

不織布医療用マスク(開発・製造) · 平型医療用マスク · 立体 3D 医療用マスク · 子ども用マスク · 幼児用マスク · ダイヤモンド型(KF94タイプ)マスク · カスタムメイドマスク

特殊製品

生活・産業・農業用途

多くのプロジェクトでは、まず実際の使用要件を起点とし、材料、機能、製造工程などの条件を総合的に検討したうえで、最適なソリューションを導き出します。既存の仕様表から製品を選択するだけではなく、用途に応じた製品開発・加工を行っています。

製品

不織布 空気用/油煙用フィルター · 不織布 排水口ネット(水切り袋) · 不織布 トートバッグ · 高級衣料品用包装資材/ホテル向け消耗品 · 生分解性農業用エコ結束バンド · 透湿防水フューチャーペーパー

品質管理と認証

易廷は、ISO 9001:2015 および ISO 13485:2016 の認証を取得しています。

ISO 9001 は品質マネジメントにおける管理プロセスを規定する一方、ISO 13485 は医療機器産業における品質マネジメントシステムの要求事項を定めた規格であり、設計、製造、トレーサビリティ、リスクマネジメント、工程バリデーションなどを包括しています。

医療機器製造を通じて蓄積してきた文書管理、トレーサビリティ、不適合処理、工程管理に関するノウハウは、食品用濾材、包装資材をはじめとするその他の製品の社内品質管理にも応用しています。生産ラインおよび製造環境の構築においても、これらの品質管理基準に基づいた体制を整えています。

製品仕様として医療機器レベルが求められない場合でも、製品カテゴリーによって工程管理や品質基準を引き下げることはありません。また、各製品については、実際の用途や使用条件に応じて、検証すべき重要性能を個別に定義し、適切な品質検証を実施しています。

規格だけでなく、材料の実使用時の性能まで検証

同じ目付、厚さ、あるいは公称仕様の材料であっても、供給元やロットによって実際の性能が異なる場合があります。また、材料はラミネート、成形、その他の加工工程を経ることで、機能特性が変化することがあります。

そのため、性能が重要となる製品については、易廷では寸法や物性仕様の確認だけにとどまらず、要求仕様に応じて、材料の入荷時と加工後における機能性能を比較・検証しています。

社内に TSI 8130 シリーズのフィルター性能評価設備を導入

当社では、約 500 万台湾ドルを投じて TSI 8130 シリーズのフィルター試験設備を社内に導入しています。設定した流量条件下で、フィルター材のろ過効率、透過率、圧力損失などの機能性能を比較・評価することが可能です。

これらの設備は、マスク関連材料だけでなく、その他のフィルター材についても、入荷材料の確認、試作サンプルの比較、加工前後における性能変化の社内検証などに活用しています。

医療材料・食品用フィルター材の加工分野でこの種の試験設備を導入しているのは、台湾では当社のみです。

食品接触材料の継続的な検査

食品接触材料については、製品の要求仕様に応じて関連書類を確認するだけでなく、社内自主検査および第三者機関によるブラインドテストを毎年継続して実施しています。

これまで台湾、日本、米国、欧州のお客様と連携し、それぞれの販売市場や用途に応じた食品接触材料・包装資材の試験にも対応してきました。

なお、適用される法規制および検査項目については、製品、使用材料、販売市場などの条件に応じて、案件ごとに個別に確認しています。

用途・要求事項から始める

使用する材料をあらかじめ決めておく必要はありません。また、最初から完全な仕様をご用意いただく必要もありません。

製品の使用環境や実現したい機能、目的をお聞かせいただくか、既存のサンプルをご提供いただければ、材料、製造工程、量産の実現可能性まで、易廷が一緒に検討します。

製品のアイデアだけでも、1枚の写真や既存サンプルだけでも構いません。そこから具体的な製品開発をスタートできます。

製品のアイデアがある

作りたいものをお聞かせください →

製品の用途や使用環境、解決したい課題についてお聞かせください。

既存の製品・サンプルがある

より良い方法を相談したい →

代替材料の検討、コスト削減、またはセカンドソースの確保をご検討の場合も、既存の製品やサンプルをもとに、材料・製造工程・仕様を改めて評価します。

すでに明確な仕様がある

この仕様で量産できるか確認したい →

図面、材料仕様、既存設備などの条件がすでに決まっている場合、材料適合性、製造工程、試作、量産化まで具体的に評価します。

まずはサンプルで試してみませんか?
→ まずはご要望をお聞きしたうえで、材料、製品仕様、使用条件などをもとに、試験に適した参考サンプルをご提供できるか検討します。

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